夫婦関係

結婚で積もった恨みつらみをどうにかしたい!

こころの調律師、はらだなほこです。

ワタシは24年間で結婚生活を卒業しちゃったのだけど、まだ継続してる貴女のために。

結婚生活を送る上で避けて通れない感情処理のノウハウを書きますね。

夫に対する怒り、義理の家族への憎しみ、色々あった悲しみをどうしたらいいのか分からない貴女!

苦しみの矛先はどうしたらいいのでしょうか?!?

そもそも地球は全ての感情を味わうための星なんです

結婚=愛されて幸せにしてもらえる、、これがそもそもの勘違い。

結婚で得るものは本当に多いです。

でもそれは、良いこともあれば、そうでないこともあります。

結婚と言うひとつの現象には、裏と表の二極が在ります。

結論を最初に書いてしまうと、

受け入れがたきを受け入れた時、苦しみが終了する。

理不尽なことを受け入れることが出来ない人が、世の中の大半です。

終了させるには受け入れなきゃいけないのに、受け入れたくないのだから、苦しい状態でフリーズする。

にっちもさっちもいかない中途半端で現状維持!というのが、大半の夫婦でしょう。

普通は、見返りを求めます。

苦しんだんだから、謝罪して!とかね。

嫌な思いをさせたんだから、何か買ってお詫びして!とかね。

見返りをくれるまでは、絶対に許さない!

これは、自分は正しい、相手が悪い!

お気持ちは十分お察ししますよ、ワタシだって同じような体験を山のようにしてきました。

でもね・・・・この世のルールをまずは知ってください。

他人を変えることはできないというのがあるんです。

自分だけは出来るかも・・・って思ってますか?もしかして。

出来ませんし、やろうとしないでください。それ、支配です。

暴力で服従させようとする(支配)のが、DVですね。

口撃で相手をコントロールするモラハラっていう支配もありますね。

どっちも止めてくださいね。

非暴力だと貴女は思っていたとしても、他人の正しさと貴女の正しさ、違うんです。

支配するのも、されるのも、どちらも幸せにはなれません。

結婚で味わうさまざまな理不尽には深い意味(目的・理由)が在る

ワタシ達は最終的に何を得たくて地球に来ているか、全て生まれる前に決まっています。

例えば建物には設計図があるでしょう?

なんとなく雰囲気で立てられるビルとか、無いんです。

必ず全てに設計図が存在していますが、人生も全く同じ。

今ある嫌なこと、大嫌いな義理の家族や腹立たしい親戚も、全員その設計図に貴女が自分で書き込んだ登場人物です。

記憶にないから「理不尽だ!」と言いたい気持ちはわかるのですが、

では逆に、何事もない平凡な人生だったら生まれる意味や価値があるでしょうか?

何事もない人生だったら、生きる意味が無いんです。

何故かと言うと、脳は意外性に立ち向かう時に成長するからです。

現状維持、平凡な何事もない毎日で成長なんてできません。

生まれる前に貴女が自分で決めた出会うべき人と出会い、体験するべきことを体験しています。

自分がオファーしたことをすっかり忘れているからと言って、不平不満を言っていませんか?

全ては自分に理由(原因)がある

これを自覚し、認め、相手との関わり方を変えた時・・・次の世界の扉が開きます。

地球ってね、そういう仕組みになっています。

結婚式の不満を繰り返し愚痴っていた昔のワタシ

とっくに終わったことなのに、思い出す度に怒りが湧いて、何度も何度も話してしまう・・・・

かくいうワタシも元は何度も何度も・・・という一人でした。

ワタシと元夫は大阪で出会い大阪で交際し、一年の遠距離恋愛をへて結婚しました。

結婚式場は大阪ですると二人の間では決めていて、有名ホテルに目星も付けていたのですが、

舅の意見で、田舎の小さなホテルで挙式と披露宴をすることになりました。

ワタシはそれが嫌で嫌で、悲しくてたまりませんでしたが、夫は何も自分の父に意見をしてくれませんでした。

そのことを結婚後、ことあるごとに思い出しては愚痴を言っていたワタシ。

人生がことごとく上手くいきませんでしたね。

結婚生活のあらゆることに不平不満が散乱していて、忘れた頃にまた思い出しては腹が立ち、

色んな人にずいぶん愚痴を繰り返してしまいました。

脳には時間がありません。

10年前の出来事でも、脳の中で再現すると、実際に今またその嫌なことが起きていると思うんです。

終わったことなのに、自分が何度も取り出しては反芻して、味わって、苦しんでいる。

実に非合理的でバカバカしい人生を生きていたものだと我ながら思います。

何年も昔の嫌なことを繰り返し思い出しては、不平不満を言う。

何故そんなことをしてしまうのかというと、現象から何も学んでいないからです。

現実世界は、自分の頭の中にあるデータがスクリーンに映し出されたようなもの。

人生が嫌なことだらけ!ってことは、頭の中の考え方が変!という意味なんです。

何が変なのかに向き合うことは、プロとする。

友達に愚痴ったって、いいアイディアなんて出てきませんから。

考え方を変えた時から、もうその心の反応は起きなくなります。

何度も繰り返している愚痴があるならば、相手を変えるんじゃなくて、自分を変えようとしてください。

ここに妙な意地とか、自分なりの正しい考え方を持ち込むと・・また振り出しに戻りますから。

貴女は自分が結婚生活の被害者だと思っていますよね?

気持ちはワタシにもわかるけど、誰かのせいにしている限り、人格は成長しないのです。

その愚痴、何年前の出来事ですか?!(;^ω^)

ワタシの母は、49年も昔の新婚当時を愚痴る事がいまだにあります。

そんな昔の心理状態からまだ成長していないという意味です。

どんな出来事も乗り越えていたならば、出来事に感謝ができるようになります。

ネガティブは成長のためのメッセージという捉え方をすること。

嫌なことは実は相手のせいではなく、自分の方にも問題があったことを認める。

そんなことできないよ!

どうやったらそんな風に思えるの?!

これを乗り越えるためにいるのが、心理カウンセラーです。

潜在意識の知識が加わると一気に開眼するんです。

結婚生活のネガティブは、実は貴女の育ちの中にある未消化のバグを伝える為のメッセージ。

13歳までの育ちの中の不完全な部分が残されているというお知らせが、結婚を通して見える化しただけなのです。

だから相手の問題ではなくて、貴女にしかそれは解決できません。

どうやってするかというと、自分で自分の未消化をあぶり出し、そこを修正(育て直す)します。

同じ過去の話を何度もするのは成長がフリーズしている証拠

人生は魂の成長のためにあります。

なのに過去の愚痴を繰り返しをしているのはおかしいですよね?

過去は乗り越えてこそなのに、どうして昔の同じ愚痴を何度も子どもに聞かせたりするのでしょうか?

自分の矛盾に、早く気付けたらいいんだけど・・・・。

わたしはこの矛盾に薄々気づいていながら、でも一歩をどう踏み出していいのか分からないで生きていました。

母親が昔話を愚痴るたび、心のなかがもやもやと本当に嫌な気持ちになりました。

言ってる母も、ワタシが嫌そうな態度で聞いていると、不愉快そうな表情になるのですよね。

やってられない!とはこのことです(苦笑)。

まず愚痴を言ってる人は、本当の自分を不理解しています

そして人間は、自分を解って欲しいという欲求を持っています。

自分を不理解していながら、他人には理解して欲しいと渇望している・・・・あべこべなんです!

これを専門用語で、母子一体感(愛情乞食・潜在的に幼児性の強い状態)と言います。

ワタシの母は見事な母子一体感でいながら母親となり、ワタシを育ててくれました。

するとワタシも見事に母と同じような母子一体感に育ちました☆というわけです。

そしてまたワタシが娘を育てましたので、娘も同じような母子一体感に・・・こうして血の連鎖は続いていくのです。

誰かがこの連鎖に気づいて、断ち切る必要がある!

自分だけが正しいという思い込みを持ち、他人を支配しようとする。

出来ないことをやろうとする。

自分の不理解を他人に押し付けて慰められようとすること。

これらのややこしい甘えた人間性から、本物の大人に成長する必要があります。

この大人の心理状態を、離別感と専門用語では言います。

適度な心理的な距離感を保つこと。他人に自分の愚痴を聞かせ、機嫌を取らせるようなことを止めることです。

自分の機嫌は自分で取るのが、自律であり、自立した大人だから。

こころのバグを解消すると、恋も仕事も全てが上手く回り出す

一旦負の連鎖を終了させるためには、大きな決断と覚悟が要ります。

人生の方向転換は、やわな覚悟ではできません。

悲しみを一々誰かにぶつけて晴らそうとする幼児性を卒業し、自分が理解し、認め、受け止めて、学んで感謝に変える。

非常に高度な意識でないとこれは達成が出来ません。

どうして自分だけがこんな損をしなければならないの?という自我の領域から脱出するには、案外難しいのです。

人生は自分で選べるようになっています。

愚痴を言って不幸なままで生きることだって出来ます。

寿命は自分で最初に決めていますので、愚痴っていても長生きする設定ならば長生きできます。

ワタシの祖母は愚痴多き人生でしたが、90過ぎまで長生きしました。

愚痴をいうから短命ということはありません。

ただし、病気やいろいろトラブルはやってきますが・・・・そういう波動を出しているので、引き寄せちゃうんですよね、どうしても。

人生は長さではなく、質だと思うんです。

どうせ生きるなら、幸せに生きたい。

どうせ生きるなら、誰かの役にたつ人間でありたい。

どうせならば、沢山の人が幸せであってほしい。

そのためにまず、自分が魂的な成長をすること。

スタートは「自分」だからです。

貴女はどう思いますか?

この先、母子一体感という現状を保ちますか?

それとも、本当の大人の女になりたいですか?

学んで、生き方を変えますか?

こころの調律師 楠らん

こころの調律師 楠らん

たった三か月でアラフォー女子のこころ調律するカウンセラー。脳科学・心理学・量子力学・スピリチュアルをミックスした親身なカウンセリングで、本来持つ個人の能力を引き出します。専業主婦時代に約15年間精神薬中毒に陥った実体験あり。西洋医学に見切りをつけ、自力で断薬に成功。「働きたい」その一心で、スーパーのパートタイマーになり、その後プロ心理カウンセラーに転身。大阪を拠点に、オンラインセッションで全国・海外(時差)も対応。クライアントはOL、主婦、学生、公務員、経営者、政治家、医療従事者、教育関係など多岐にわたる。個人セッションとLINEで毎日メールサポート。お気軽に無料メール相談してください(メニューの中のお問合せフォームから)

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