子育て・親子関係

不幸な人の9割が見落としているスコトーマ(盲点)とは

もし過去の自分に会えるなら、あなたは真っ先に何を伝えますか?若い時の自分にもしも会いに行けるとするならば・・・・ということで、メンタルのプロが昔の自分(悩みばかりで不幸でした)に絶対教えたい「重要ポイント」を厳選してまとめました。

固定観念を正しいモノに変えないと、行動しても意味がない

人は誰もが「自分が正しい」と思い込んで生きています。人生が上手く行っているならば分かりますが、人間関係や金銭問題を抱えているような人であっても、自分は正しいし間違っていないと思い込んでいるのです。貴女はどうでしょうか?昔、悩み苦しんで精神薬を飲んでいた当時のワタシも、「自分は正しい」と思い込んでいた一人です。

こういう人には、特徴があります。「あの人が間違っている」という思考。つまり悩んでいるのは、正しいワタシの考え方と違うあの人のせいであり、あっちが変わればワタシは悩まなくて済む、という「他責思考」をしています。

自分の考え方に間違いがある!というココをまず「認められる素直さがあるかどうか」が第一関門なのですが、多くの人は認めません。今のままでもなんとかなるはずだ、上手くやっていけるに違いないと甘い幻想を追って、時間をムダにしているのです。

ドン底に落ちて、初めて自分と向き合う人。それでも変わろうとしない人。

「どうしてこんなにひどくなるまで放っておいたの!?」と状況がひっちゃかめっちゃかになって、初めてカウンセリングの門を叩く方が多いのは、どん底に墜ちきらないと自分の考え方と向き合おうと思わない「思考の癖」があるからです。我慢の美化や正当化。苦労は買ってでもしろ、という観念。

一方で、困っていながら、頑なにメンタルメンテナンスへの拒絶反応を崩さない人もいらっしゃいます。脳はそもそも現状維持を選びますし、こういう人は「宗教の勧誘」と同じような感じで受け止めておられるのではないでしょうか。そんなことにお金を使いたくない、あれこれ言いくるめられたくない、自分を否定されたくないという防衛心が強いのだと思います。お気持ちはわかるのですが、必死に現状をキープしても、不幸の現状維持にしかなりません。

なぜ「自分は正しい」と思い込んでいるのか

自分の親を、そうは言っても「正しい人」だと思っている。これが悩みながらも「自分を正しい」と思い込んでしまう一番の理由だとワタシは考えています。基準を無意識に信じている。よほどの犯罪者や暴力を振るうような親でない限り、自分を育ててくれた人を「正しさの人」と思っても不思議ではありません。ところがここにスコトーマ(心理的盲点)があります。

ほとんどの親は、幸せではありません。出来れば離婚をしたいけれど、世間体や経済的な問題を気にして我慢していると思いますよ。本当に親の理屈が正しいのであれば、既に幸福でないとおかしいのですが、この矛盾をまず見抜けない日本人が大多数だと思います。

もう一つのケース。例えば「母親は正しい人」なのだけれど、「父親には問題がある」という認識で、親の失敗個所だけを修正すればよい。そのような考え方をしている場合もよくある間違い。スコトーマです。

「お父さんは低学歴だから出世ができなかった。学歴をつければいい会社に入って高いお給料がもらえて、幸せになれる」というような例ですね。「だから貴女は勉強をしなさい、いい大学に行きなさい」という方向にいく方、おられますよね。立派な学歴を身に着け幸せになれる!という予測が、どういう訳かエリートの夫と家庭内別居になってしまった。はい、こういう話が実によくあるのです。

親から受け継いだ「価値観」をプロと見直し修正する

自分を正しいと思っている人が離婚をしたケースで考察してみましょう。離婚の原因は相手の浮気とします。サレ妻の自分を100%の被害者と思ったまま、新たな人生を求めて結婚相談所に登録しました。今度こそ幸せになる!と、入念にお相手を探したとします。ところがこういう人は、何人お相手を変えても幸せになることはできません。
自分を正しいと思いこみ、相手を悪だと決めつける。善悪感と言いますが、これも典型的な間違った固定観念の一つです。

運命を変えるには、固定観念の全体を見直す作業を避けることは出来ません。人生が数学の文章問題だとしたら、それを解くための正しい公式が必要です。数学的な思考が、人生にも同じように存在してる。人生はふんわりしたその場限りの偶然で出来上がっているのではないのです。すべて目の前で起こることに偶然はなく、どんなに小さなことでも全てが必然だということです。
自己流で何とかしようとする大半の方々は、ホンモノの公式をまだご存知ありません。心理学、脳科学、量子力学といったジャンルを正しく理解するという、学び直しが要るんですね。

思い込みを捨てる勇気、自分が変わる覚悟があれば「運命」は変わる

「生き方に公式があるなんて、そんなの信じられません!」とやっぱりまだ思いますか?
幸福って、結論は脳内ホルモンのことなんです。幸福系のホルモンは、偶然たまたま出るのではなく、また優越感がないと出ないのでもなく、自然なアルゴリズムというステップによって出すことができます。大して幸せでもない親や身内に教え込まれた固定観念に縛られたまま、いつか都合よく運命が変わると思いますか?残念ですが、そんなに甘くはありません。

脳とはいっても、難しく思わないで下さい。知識や設定の変更は、貴女にとって必要な部分だけでよいのです。例えば、脳は情報の受信機であり、それを組み合わせて計算しているに過ぎません。外側からキャッチする情報の優先順位を自動で判別しているフィルターがあります。このフィルター(RAS)の設定を見直していくのが、こころの調律3か月コースです。
自己流で行動をしても幸せにはなれない理由、お分かりいただけたでしょうか。

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お気軽にお悩みや現状を書いて送ってください。

こころの調律師 楠らん

こころの調律師 楠らん

たった三か月でアラフォー女子のこころ調律するカウンセラー。脳科学・心理学・量子力学・スピリチュアルをミックスした親身なカウンセリングで、本来持つ個人の能力を引き出します。専業主婦時代に約15年間精神薬中毒に陥った実体験あり。西洋医学に見切りをつけ、自力で断薬に成功。「働きたい」その一心で、スーパーのパートタイマーになり、その後プロ心理カウンセラーに転身。大阪を拠点に、オンラインセッションで全国・海外(時差)も対応。クライアントはOL、主婦、学生、公務員、経営者、政治家、医療従事者、教育関係など多岐にわたる。個人セッションとLINEで毎日メールサポート。お気軽に無料メール相談してください(メニューの中のお問合せフォームから)

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