認知科学を使ったこころの調律師、はらだなほこです。
貴女はお天気屋さん、好きですか?
機嫌がコロコロお天気みたいに変化して、何で怒っているのかよく分からない人といると精神的に疲れますよね。
人の機嫌に振り回されるのもしんどいけれど、自分のお天気どうですか?
自分で自分の機嫌が取れない人のことを、心理学では母子一体感って言います。
これ、スゴイ別名がついてるのですが、なななんとそれは!
愛情乞食/幼児性 (;^ω^) かっこわるいでしょ。
一般的には、「かまってちゃん」ってオブラートに包んだ可愛い表現をされていますが、「愛情乞食」ですからね。
乞食ですよ、、乞食呼ばわりされて貴女の自尊心は平気ですか?
かまってちゃんが世間に相手にしてもらえるのも、若くて可愛い内だけです。
あっという間に歳をとって、痛い女化していきます。
この記事では、自分で自分の機嫌が取れないとはどういうことなのか?詳しく書いていきたいと思います。
Contents
その方法ではマズイ!ますます運が落ちる逃避行動
嫌なことがあったら、食に走る。
嫌なことがあったら、酒を飲む。
嫌なことがあったら、友達に聞いてもらう(LINEする・女子会する・彼氏に言う・つまり他人で発散する)
気分転換に、洋服を買う、化粧品を買う、サプリを買う、要はお金を使う。衝動的な買い物に走る。
あまりアラフォー女子には無いけど、パチンコに行くっていう人もいてるかな?
他にもまだまだあると思うのですが、上記をまとめて「逃避」または「依存」って言います。
現実から逃げて、別のことで誤魔化しただけ!っていう意味です。
誤魔化すことを、自分の機嫌をきちんととったとは言えません。
本質的に自分の機嫌を自分で取るとは、問題のスライド方法のことではありません。
不機嫌になった「問題そのもの」を法則を用いて掘り下げて、
それが一体何なのか?を学びきり、思考のレベルアップをするっていうことなんです。
その作業、今まで避けて生きてきたでしょ?
てか、そんな学問が世の中に存在することさえ、知らなかったのではないですか??
本物の大人女子って、見てくれが良いとか、お金持ってるとか、仕事ができるだけではなれません。
自分の機嫌がサラリと自分で取れる女。いつも機嫌がいい女。ここまで揃って、上級アラフォー女子の一丁上がり!です。
我慢することと機嫌が取れることは別
そうは言っても、ほとんどの方が「自分はちゃんと自分の機嫌を取れている」と、勘違いしていると思います。
その最たるものが「我慢癖」が身についてしまった人。
腹の中でモヤモヤが渦巻いているのに、顔ではニコニコ愛想笑い。
言いたいことを我慢して、自己犠牲が癖になってマヒしている人。
それが自分の機嫌を自分で取れていると思ったら大間違いです!
出したいウンチを我慢して我慢して、石みたいに固まった便が腸の中にビッシリ溜まりに溜まった挙句、ガスをボコボコ発生させているようなものですよ。
我慢癖のある人って、便秘症の人が多いです。
ちなみに本質を学びきっていないのに、知ってる振りして生きてる人って、下痢気味です。
こころと体は繋がっています。
健康状態は、あなたのこころの状態と同一です。
「憎まれっ子世に憚る」
言いたい放題、やりたい放題の人って、案外長生きするんですよね。
本人なりにストレスが溜まらないから、病気になりにくい訳ですが、
人には嫌われますので、言いたい放題、やりたい放題したツケは、人が去っていった後の孤立によってつじつまが合うんですね。
定年退職したら、家族から嫌われて邪険にされたり、離婚されちゃうお父さん。
些細なことでキレて大きな声で怒鳴ってしまう、お父さん。
黙って我慢しているお母さん。
よく分かってない人がやりがちなのが「昔ながらのお父さんに、我慢強いお母さん」という妙な美化。
そして気の毒な生活を送る母親への同情と感謝、、、、でもね、はっきり書いちゃうけど、このパターンは無知の典型。
本当の素晴らしいお父さんってね、自分の考えを静かに言葉で伝える冷静さを持っていますよ。
早い話が、怒鳴るとかキレるっていうのは、アホなんです。
頭が悪いから、とっさに言葉にならないのね。
そのもどかしさや不甲斐なさを、自分だと思いたくない甘えから、言いやすい人にぶつけてくるんですね。
はい、これを母子一体感って言うんです。
幼児なんです。まだまだオツムが子どもと言う意味。
我慢強い母は美化なんかしたらダメですよ。止めてね、本人のためにもならないから。
これも先ほどの父親と一緒。
自己憐憫で構ってもらおうとする無意識の幼児性があるんです。
自分の思いをきちんと表現することが単に下手なだけです。
でもこれ、ちょっとしたコツを掴むことと、練習次第で誰でもが乗り越えることが出来るんですよ。
そこに向き合うよりも、機嫌を子どもたちにとってもらった方が都合がいいなら、どうぞそのままで生きてくださいって思うけど、
不幸な人がいると、世の中が迷惑するんです(ワンネス)。だからやっぱり、一人一人が幸せになるって、義務なんです。
こういう母を持った娘達が、大体言うセリフがあります。
「お母さんみたいになりたくない」
あんな風になりたくないから、結婚しない!と、生涯独身を貫く人もいますし、
父親に似た男だけは嫌だと、何時までも男性選びに時間をかけてアラフォーになってしまった女子もいます。
でもね、殆どの娘達は、母親を否定しながら、母親によく似た人生を歩みます。
不幸な母親に育ててもらったから、そういう生き方は知っているけど、幸せのなり方を知らないのです。
ね、母親の我慢って、誰の役にも立たないんです。
こういう母に育ててもらった娘達は、自分を自分で守るとはどういうことか?を、一度しっかり腰を据えて学ぶことです。
だらだら生きることは人間の使命ではない
シワクチャのオバアサンになってまで無駄に長生きしたいとか、今は思わないじゃないですか。
実際高齢者になったらまた違う思いになるのかもしれませんが、アラフォー女子に関して言えばどうですか?
一日でも長生きしたい!って願う女子は、一般的なアラフォーにはあまり居ないと思います。
出来るだけ外見の若さを保ちつつ、充実した人生だったら、長生きもいいかな、っていう感じですよね。
つまりこれ、気分よく機嫌よく生きたいっていうことでしょ?
じゃあ、アラフォー時代に不機嫌が癖になってて、アラフィフになったらソレが自然に直っていると思いますか?
ありませんよね。むしろ逆。ますます拗らせるのが関の山。
これを「更年期だから」って、また誤魔化す人もいますけど、違いますよ。
性格が変なだけです。
貴女のお母さまはどうですか?
若い頃からニコニコして、機嫌のいいお母さまでしたか?
だったら今も穏やかな、いえ、理知的な母親として成熟なさっていると思いますがいかがでしょうか?
若い頃からイライラして、何時も不機嫌な母だったなら、
歳を取ればとるほど、今度は体のあそこが痛いここが悪い!って文句のオンパレードになるでしょう。
または不具合を奥歯かみしめ、我慢しているのかもしれませんが。。。
つまり、今、自分のイライラやモヤモヤを自分でコントロールできない人は、何歳になっても酷くなるだけ。
これは脳の仕組みによるものですが、貴女だって、思い返せば子どもの頃からずっとその性格だったでしょ?
若い頃は何のモヤモヤもなく天真爛漫だったのに、最近になって突然イライラが止まらなくなったのですか?
そんなことは無いですよね。
イライラやモヤモヤのスイッチ自体は、子ども時代と変化したと思いますよ。
お菓子の取り合いの兄弟喧嘩を昔していて、今だにお菓子を本気で取り合う人はいませんね。
親の介護のことで兄弟間でもめるとか、内容は変化するでしょ?
でもパターンって、どこか変わっていないと思いませんか?
例えば貴女は、誰かが空気を読まずにルールを守らないことにイライラもやもやしませんか?
貴女を軽んじているような、愛情のない言葉や態度を取られたら、イライラもやもやしませんか?
貴女のやりたいことを屁理屈で邪魔をしてくる人に腹が立ちませんか?
間違った価値観を上から目線で押し付けられると、バカにされているみたいでイライラしませんか?
子どもの頃から、何かしら自分が不機嫌になるときって、パターンがあるような気がするでしょ?
何か心当たりがあるでしょう?
そういうことを、一つ一つ解析すると、自分って言う人間の成り立ちが解ってきますよ。
ちなみに人が一番興味があるのは、自分なんです。
知りたい癖に、知ろうとしない。
あれこれ理由や理屈をつけて、やりたいことを遠ざける。自分が自分のやりたいことを否定する。
これ、癖になってる人のことを「欲求不満」って言いますが、最近は自分の夢が分からないとか、やりたいことが分かりませんというお悩みが増えています。欲求不満の末期症状です。
早急に自分のために、自分が行動を開始してくださいね。
汚れたこころを洗って真っ白のゼロに戻そう
貴女は一日の終わりにはクレンジングをして、洗顔をすると思います。
まさかメイクしたまま眠って、翌朝その上にファンデを重ねたりはしないでしょ?
一旦、ニュートラルに戻しますよね。
スッピンになると、どんなに疲れて眠たくても、やっぱりホッとするでしょう?気分がいいですよね。
メイクをしたまま眠った翌朝って、後悔すると思いませんか?
じゃあ、不機嫌になってイライラもやもやした時ってどうですか?
ちゃんとした解決もせず、違う何かで上塗りして終わり!ってしていませんか?
自分のこころを誤魔化して、また寝て次の日に持ち越すのですか?
やけ食いとか、衝動買いで誤魔化した後って、結局後悔をするでしょ?
貴女はカレーを食べた後のお皿を洗わずに、翌日の朝食をそのまま盛り付けて食べることはできますか?
カレー食べて、トーストと目玉焼きをその皿で食べて、今度はお昼に焼うどん入れて、夜はまたその汚れたままのお皿にお刺身を盛り付けて、、、想像しただけでも気持ち悪いですよね。
でも、人生ではずうっとそういうことをしてきている。
イライラやモヤモヤをキレイにスッキリさせたことなんてないはずなんです。
方法をずっと探してきたのに。
でも誰も教えてくれなくて、さまよっていたのではないですか?
「男はそんなものよ、仕方が無いのよ、諦めなさい」と言われ、またある人には「貴女は贅沢だ、他の人よりましなんだから我慢したら?」と言われたり。
それはそうかもしれないけれど、何故自分が諦めないといけないのか?ってまたモヤモヤしますよね。
だからモヤモヤの堂々巡り。似たような感情を持て余している人を探して、お酒飲んだり傷の舐め合い。
どこかで「これは本当の自分じゃない」って、思っているのではないですか?
ホメオスタシスに新しい思考ルールを叩きこんだらゴール!
ではそろそろ記事のまとめに入りたいと思います。
結局、自分の機嫌を自分で取るってどうしたらよいのでしょうか?
自分の事を何一つ解っていなかったなぁ、、と、まずは認めることができますか?
これがまず一つ。
自分に問題があった、これを認める。
モヤモヤの理由を、人のせいにすることを止めるっていうことです。
大人の女は、自分で自分の機嫌を取ることができます。我慢もしません。
不機嫌になるのは、自分の内部に幼児性が存在するから。
これね、子ども時代にこどもらしい体験が不足している人がなるんです。
潜在意識の不具合のことなんですね。
認められたら、更に深ーく仕組み(メンタルメカニズム)を知ること、学んでください。
理解が出来たら、最後に行動を変えてもらいます。
行動ってどういうことを指しているのか、、例えば人間関係を変えるんです。
環境を変えることもとても効果があります。
直ぐに怒鳴ってキレるお父さんは、確かにお父さんも幼児性が強いけど、そのお父さんの存在を成立させているのはお母さんの我慢です。
お母さんが包丁を振り回してお父さんに歯向かったら、暴君は不成立になると思いませんか?
女が我慢をするから、男が何度も図に乗るとしたら、どっちもどっち、似た者同士でしょ?
そもそもそんな人と結婚しませんしね。
もっと他の素敵な男性を選ぶでしょうから。
そういう男と結婚をしたのは、お互いが似た者同士だから良く見えたんです。
まず自分を変えたら、次に離婚したり、引っ越ししたり、転職してもいいですよ。
友達もどんどん変えましょうか。
苦しい環境も一旦リセットしてみましょう。
でも人のせいにしている間に環境を変えることはあまりお勧めいたしません。
そういうことをした人って、殆ど運が悪くなります。
次に選んだ男もロクデナシというケース、あるあるでしょ?変な男と不倫するのも一緒ですよ。
引っ越し先のご近所さんに、いやーな人がいるのもこのケース。
転職しても、違うトラブル勃発!とかね。
もやもやもイライラも、貴女は被害者ではありません。
本当に嫌だったら、先にお別れしてもいいですよ。だけど絶対、メンタルをその後で学んでね。
次の男は全然違うタイプを選ぶから大丈夫!って思うのでしょうけど、それをやると、汚れた皿で別の料理を入れるのと一緒なんです。
汚い顔に、違うアイシャドーを塗りたくるのと同じなの。
自分の内側の愛情乞食な幼児性と、とことん本気で向き合うしかないのです。
これをやると、初めてスッピンに戻れるし、白い皿に戻せます。
無駄なこころの汚れをちゃんと取ればいいだけ。
ゼロに戻ると、エネルギーが勝手に入ってくるから!
ちなみに心が綺麗な0歳児時代って全知全能って言われるんですよ、脳科学の世界では。面白いでしょ?
ワタシはカウンセリングの中で、こころの大掃除を「純化ワーク」として、脳からデータを外す方法を具体的に教えています。
でも暗示に行く前に、まずは仕組みを楽しくレクチャー。
モヤモヤやイライラは、そのままの状態では取り去ることができません。
潜在意識というエリアに、びっちりこびり付いているからね。
潜在意識は別名、インナーチャイルドって言います。自我とも呼びます。
貴女のインナーチャイルドがそのイライラやもやもやを巻き起こしている犯人なんです。
仕組みを知って、納得できて、初めて準備が整います。
たった4つのステップ(柱)を立てることで、簡単に自分で自分の機嫌を取れるようになります。
更に純化ワークで、脳からデータを外して行きます。
人生を変えるって、全部学んで振り返ってみたらそう難しいことはありません。
でも、小学校の算数だって時間をかけてやったでしょ?あれと同じ。
一回や二回の授業で全てを理解って無理だったでしょ?
モヤモヤとイライラの理解も一緒です。
仕組みが解って、純化ワークで脳を整えて、次にやるのが練習(行動)です。
思考が行動習慣化したら、愛情乞食だった自分とのお別れです♡
貴女のイライラやもやもやするパターンって、1つだけじゃぁないですね?
相手も色々かわるし、状況だって違いますよね?
このケースではどうすりゃいいの!?っていうこと、いっぱい生きていたら出てきます。
だからカウンセリング中は、研修生みたいなもの。
ワタシが解釈の伴走をして、メンタルを支えます。
人生が変わるっていうのは、「自分にとっての当たり前」が変化するという意味です。
習慣(ホメオスタシス/恒常性)となって、初めて具体的に現象が変わるんです。
良い出会いがあったり、収入が増えたり、なんだか元気でキレイになるっていうことです。
貴女はちょっとセミナーに出たり、本で脳や潜在意識のことを齧ったことはあるでしょうけど、
腑に落とすまで、とことん向き合ったことってまだないでしょ?
生きることを頑張ってきた自分への最高のご褒美って、自分が自分の思いを叶えてあげること。
「物」より、目に見えない「モノ」を大事にすること。
自分自身に興味があるでしょ?
人の事をアレコレネットで知っても、仕方がないじゃないですか。
とことんまずは自分を知り尽くしてから、恋も仕事も頑張ったらいいと思いますよ!