子育て・親子関係

「万引き家族」から学ぶ成長の法則

こころの調律師、はらだなほこです。

人はどんな環境でも成長することができます。そういう風に、出来ています。

だから絶望して自殺するとかね・・・ちょっと勿体ないと思うんですよね。事情が色々あるのは解るのですが。

法則を知れば、人生って変わるんですよ、本当に。

ワタシの元にはそんな希望を持った女子が沢山来てくれますが、

無料でメール相談もやってますので是非気軽にフォームから相談を書いて送ってくださいね。

この作品、かなり複雑な気分にはなるんですよ。

みんな全員がハッピーエンド!ではないからです。

今回は母親(信代)と息子(祥太)。二人の成長にフォーカスしてみようと思います。

まずは予告編をご覧ください。

人間はそもそも「成長したい」という欲を持って生まれている

いい歳の大人になれば、どんな人だって叩けば埃がわんさかでますね。

澄ました顔した奥さんだって、一皮むけば悩みだらけ・・・あき(高校生)の両親なんて正にそう!

ワタシだって、過去は沢山バカなことをやらかして生きちゃいました。

大事なのは、過去を悔やむのではなく、そこからどう学び、どう成長するかです。

地球は裏と表が揃ってワンセットになるというルールがあります(2極のルール)。

良いことだけとか、悪いことだけでは、完成しないように出来ている・・・・そんな伏線があるんです。

ちょっと周囲を探せば、今どんなに上手くやってる成功者だって過去はド貧乏とかね、

病気してましたとか、親がろくでなしとか、学歴がないとか、結構あるんですよ、そういうネガティブ。

清く正しく美しく・・・・そんな人生はそもそも幻想、ありません。

だから、生まれた環境がどんなに最低でも、悪いことではないのです。

なかなかそうは思えませんけどね。

みんなそれぞれ、苦しみを背負った人間の寄せ集め。

血の繋がらない家族でも、人間は成長できるのか?

出来るんですよね・・・・特に母親信代と、息子祥太は、この家族によって大きく運命が変わります。

人は一人では成長できない。だから他人と関わりながら自分を知り、学んでいく

そもそも魂は、成長したくてわざわざ生まれます。

苦労すると知っていて。

なかなかの人気なんだそうですよ、地球は。

病気や貧乏、暴力に愛の苦しみ。ハードな体験が一気にできる星だからですって!

自分を成長させたいから。

親を選び、兄弟を決め、出会いを約束し、人生のストーリーを自分で書いてくるのです。

親から愛されなかったとしても。

虐待されていたとしても。

夫から暴力を振るわれた過去があるとしても。

幸せになる法則があります。

スタートゴールは同じ。

愛されなかったというスタートを、書き換えたら人生は変わります。

信代の「愛されなかった」思いを溶かしたのが、リン(拾った女の子)。

彼女が信代と暮らすことを自分の意思で選んだこと。

信代は一見ぶっきらぼうでいて、実は深い優しさを持った人間性であることがわかるシーンがあります。

リンを見て、「普通虐待されて育ったら、人に優しくなんかできないよね・・・・」と不思議がるのですが、

他人を通して本当は、自分の中の優しさを見ているのです。

リンを合わせ鏡に。

ワタシ達は、自分で自分のこころなんて見えませんから、他人を通して見えるようにできています。

だから人の悪口を言うことは、本当は自分の潜在意識を暴露していることになります。

親の依存・所有欲・支配から脱出(親離れ)した祥太

本当の親ではないけど、親のように愛情を注いで育てる父に、小さな違和感を感じ始める祥太。

「あれ?」という小さな違和感、貴女の毎日にもありませんか?

「ま、いいか・・・」と、気になるけれど言葉にできないもやもやを放置していませんか?

子どもの目って純粋だから、モヤモヤを発見したら、それを親や先生に訊きますよね?

その時に大人が何と答えるか。

これがめちゃくちゃ大事なんです。。。観念っていいます。

13歳までの育ちのなかで、ワタシ達は様々な考え方を身に付けて成長します。

そして固定観念として定着します。性格のことです。

祥太の父親(本当の父ではない)は、ことごとくこの返答がダメなんですよ。

まともなことを教えてやることが出来ないのは、本人の無知さです。

「万引きしか教えてやれることがなかった」

そう、親は知っていることしか教えることが出来ません。

子どもを持てば自動的に親になるという傲慢な思い込みがあります。

まず自分の人格を上げて初めて本来は親になるべきなのですが、親に免許や学びはありません。

男の本当の愛は、愛する人を守ること

祥太には、ある日リンという妹が出来ます。

父親に教えられた万引きのやり方を、リンにも祥太は教えてやろうとします。

それが優しさだと思っているから。

親と同じように行動するが子どもですから。

ところが、駄菓子屋のオジサンに「妹には万引きをやらせるなよ」と愛情をもってたしなめられたことで、彼は何かを感じはじめます。

小さな違和感。

自分が常識だと思っていたこと、当たり前だと思っていたことに対する、言葉にならない何か。

これは一体何なのか?

家族は誰も言葉で彼に教えることはができません。歯がゆいですね(;^ω^)

親に「哲学」が無いと、子どもを伸ばすことが困難です。

だけど、脳ってほんとに面白いのが、閃くことができます。

脳はデータの受信機だから。

答えを求めていると、忘れた頃にふと潜在意識が教えてくれる・・そんな仕組みが人体には在ります。

不思議話ではありませんよ。脳科学です。

そもそも人生を良くするデータを持って生まれます。

祥太にも在ります。

生命の核と呼んで受講生さんにワタシはレクチャーしています。

スピリチュアルの方がハイヤーセルフと呼ぶ存在です。

少しずつ大人の体に成長するなかで、兄として妹を守ろうとする心が育ちます。

男性ホルモンの作用です。

どんな環境にいても、体は勝手に成長します。

潜在意識がホルモンを出すように、脳に働きかけているからです。

彼の言葉を聞かずにリンが万引きをした時、突発的に妹をかばおうとして祥太は自分が捕まってしまいます。

親を切り捨ててでも、子は自分の道を歩き成長すべき

祥太は父親なりの「愛」に、やがて受け入れがたさを覚えるようになります。

自分への執着。なのに大人として物足りない何か。

父親が甘え言い訳を多用していることを、彼は直観的に見抜いてもいます。

成長です。子どもの目は純粋です。

祥太は父親に「お父さん」と呼んで欲しいと懇願されても、最後までそうは呼びませんでした。

これも直観的な違和感がそうさせたのだと思います。

学校に通わなくても、国語の教科書を読んだりする利発な祥太。

そもそも持って生まれた賢さが「感じる力」の高さをうかがわせます。

束縛されることへの抵抗。

自我の芽生え。

どんな人間になりたいのか?

勿論この成長に、家族の影響は計り知れないものがあります。

血の繋がりはなくても、あたたかなものは確実にあったあの家族の存在のお陰で、祥太は軌道修正に成功します。

親離れです。こころの自立。父を超える・・・。

縋ろうとする父から、まっすぐ前だけを見つめて振り返らない別れのシーンは、少年の芯の強さと強い決意を伺わせます。

自分を正当化することを止める、ネガティブも受け入れる、認めることこそ本物の器

全ての罪を自分がかぶって服役することを決めた信代。

心根の優しさに加え、彼女の潔さが祥太の運命をまた動かします。

彼を拾った駐車場の場所、置き去りにされていた車種、そしてナンバー。

本当の親を本気になったら探せることを伝え、自分たち夫婦ではこの子の親にはなれないことを認めたこと

そして別れを決意をしたこと。子離れです。

彼女は面会に来た夫に対して、何の不平不満も言いません。

罪をかぶって服役しても、家族のくれた時間や幸福に比べたら、おつりがくる!と言うのです。

この器・・・・信代、タダモノじゃねえ!と思わずうなってしまいます。

この人、きっと出所後、何か変わるんじゃないかとワタシは期待しています。

何歳になっても人生を変えることは出来るから。

過去がどうとか、環境とか、ホントは関係ないんです。

変わるんだ!と決めれば、自分だけは変えることが出来ます。他人を変えることはできません。

彼女の成長は、二人の幼いピュアな子どもの波動干渉の結果ではないか?

子どもが産めない体であるという絶望を生きていた信代に、奇跡のような体験を与えてくれたのは、寄せ集めの家族でした。

家族のお陰で成長した一人の女性。

優しさ、素直さ、直観力。そして感謝する心。

信代さんって、いい女だなあ・・・と思いましたね。

ワタシ達は環境の影響を非常に強く受けますが、善悪って本当はありません。

血が繋がっていない家族だから悪い・・・ありません。

万引き・・・それをする理由が各々にあります。

大切なのは、気づくことと、これからの方向性。

そのスタートになるのが、愛されているという自己重要感。

貴女はどんな人になりますか?

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