こころの調律師、はらだなほこです。
ワタシは好きで自営業者になったのではなく、どこも雇ってくれなかったから、仕方がなく自分で独立し生きてきました。
災い転じて福となすというけど、本当にその通り。
もしも下手にどこかの企業で中途半端に契約社員にでもなっていたら、今この経済や時間の自由はありませんから。
一社も採用されなかったことで、自分の人生が切り開かれたことに関して、落としてくださった会社に感謝しかありません。
でも逆に、経済的に自立することが何も貴女にとって正しことでもありません。
従業員として生きることが、不幸なのでもありません!
そこは誤解しないでください。
ただね、自立したい、独立したい、経済と時間の自由を手に入れたいと願いながら、
「ワタシには無理だ」と思い込んでいる人に向けて、背中を押したいワタシからのラブレター、
今日もその③を書きたいと思います。
ワタシも最初は貴女と同じことを考えていたし、不安だった
ワタシが何時から自立の自信を得たのか、ハッキリとした境界線が在る訳ではありません。
独立を先に果たした本人とリアルに会うことを繰り返すうちに、
「あれ?!この人と自分に差なんか無いよね」ということに、段々気づていったのです。
経営者とどこで会うの?!というと、それが②の終わりに出てきた大阪産業創造館です。
大阪市が運営する起業を目指した人の為の講座やイベントがあるこの建物の存在を知り、
パートが休みの日に、少しずつここに足を運ぶようになりました。
女性経営者のセミナーや、色々なイベントに出向き、
実際に話を聴いていると、先輩方も最初は些細なキッカケで独立された方が多かったのです。
中には眩しいほどの経歴の先に、独立がある経営者もいらっしゃいます。
ですが、どん底から立ち上がった方も少なくなく、人それぞれだということを知りました。
ワタシは中小企業の経営者が集まる異業種交流会に参加するチャンスがありました。
既に年商数億~30憶ほどの会社のトップの交流会です。
ところが話してみると実に普通のオッサンやオバサン(失礼)なのには、逆に驚きました。
ワタシとあの人たちは違うんだ・・・・
この感情を差別観(劣等感)というのですが、正に自分が自分を差別して生きていたことに気づいたのです。
自分で自分を否定して、どうせだめだろうと決めつけていただけで、何もダメなことなど本当はないのです。
経営者や独立組は、「やればできる」と自分でそう思っている人たち。
過去の自分は「あの人とワタシは違う。ワタシは普通の人だから無理なんだ。」と決めつけている人でした。
たったこれだけの違いに過ぎない・・・・・
だったらやれば出来るに決まっている!
何故ならば、本当に・・・経営者とはいえ、普通の、極めてふつーーーーの人達ばかりだったからです!!
頭の中で勝手に想像して決めつけて諦める・・・この不幸な思考癖を卒業するには、
本当に実物に会ってみて、話をしてみてください。
その為に、少々の参加費や交通費、また時間を使ったことは非常に価値ある自己投資でした。
行動するか、止めるか。
自分に甘い言い訳をするか、でもやるか。
「人生には、この些細な違いしかないんだ!!!」
自分としては雷に打たれたようなくらいに大きな気づきでしたね。
人生は自分の自己評価の通りになる。
知識では知っていたことです。でもワタシは何も理解していなかった。
腑に落ちたのです。
実際に行動したから。人生を変えるには、コンテンツではなく、臨場感が要る意味が解りました。
本の知識と、現実の生情報は全く違います。
今、パートや派遣の現状をなんとかしたいなら、とにかく実際に独立している人と自分が動いて会うことです。
スーパーのパートをしながら、休日は心理学の勉強と、起業のためのセミナーに通いはじめ、
人間関係が変化していました。
スーパーの職場の人と仕事以外で会うことは一度もありませんでしたが、
それまで付き合いがあったママ友たちとも、何となく疎遠になっていきました。
自宅のプリンターで名刺を作り、YouTubeで名刺交換のマナーを勉強し、
おそるおそる朝活に出向いたこともありました。
そういった場に着る服が無くて困っていた頃に、ワタシはケイミーというブランドの存在を知ります。
大阪産業創造館で開催されていた女性起業家のためのプレゼン大会、レッド関西のファイナルステージ。
観客席全員に配られたのは、カラフルなワンピースが載ったカタログ・・・・。
毛見順子社長のスピーチと、手もとのカタログを広げたワタシは、その世界観に魅了され、
ケイミーのワンピースが似合う心理カウンセラーになる!と決めたのでした。
パートの時給でケイミー梅田にてスーツを購入しました。
まだ一件の仕事もない頃から、恰好だけは何処から見ても完璧な心理カウンセラーになりきりました。
最近のワタシはジーパン姿が定番になっていますが、駆け出しのころの方がプロっぽかったと思います(笑)。
環境と見た目が変わると、いよいよ意識が別物に変わります。
この脳科学は、苫米地英人さん(日本で一番有名な認知科学の第一人者)の著書で知っていました。
フェラガモのビジネスバッグに、手帳と名刺と革の表紙のノート。
そして夜は異業種交流会で社長達と会食。
そうこうする内に、さほど積極的でもないワタシでも顔見知りになっていく人ができました。
ワタシは彼らの人生相談を無料できかせてもらっていました。
最初のカウンセリングのお客様は、知り合いの知り合い・・・・
タダでしていた相談の延長線上でご紹介いただいた、とある会社の社長でした。
・・・・つづく